宅建の勉強法と教材(令和4年度10月受験者)

福岡市博多区の行政書士つる(@ryoya_tsurusawa)です。

この記事を見られている方は、宅建の難易度について知りたいと思われているでしょう。
近年の宅建の合格率は、約15~18%です。

ネットでは比較的簡単との情報もありますが、実際のところはどうなのか?

今日は、令和4年度10月試験に自己採点40点合格した私が、実際に行った宅建の勉強法について解説します。

・宅建受験時のスペック
【年齢】33歳
【学歴】理系の大学院卒
【保有資格】行政書士、FP2級、秘書検定2級、簿記3級
【学習方法】完全独学

●結論
・予備知識ゼロの初学者の場合、完全独学だと約500時間の勉強時間が必要
・アウトプットは過去問10年分で十分

勉強計画と勉強法について

私は初学者ではないため、約2ヶ月間、150~200時間勉強しました。
初学者の場合、500時間は必要です。

使用した教材とスマホアプリです。

使用した教材

わかって合格(うか)る宅建士 基本テキスト

統計はこちらのサイトを利用しました。

使用したスマホアプリ

宅建過去問2022

勉強計画

勉強を始める前に40点を目標に勉強計画を立てました。

私の勉強計画です。

①宅建業100時間
②権利関係50時間
③法令上の制限50時間
④税・その他と免除科目25時間以下

初学者の場合です。

①権利関係200時間以上
②宅建業150時間
③法令上の制限100時間
④税・その他と免除科目50時間

宅建業と権利関係だけで勉強時間の7割近くを占めます。

配点が大きいので宅建業と権利関係を攻略しない限り、安定合格ライン40点に届かないからです。

初学者の場合、権利関係でつまずく可能性が高いので、権利関係の時間を多く見積もっています。

勉強法

テキストを1読して

①宅建過去問の1問1答×5周以上
②宅建過去問の4択×3周
③統計

の順で解きました。

インプット3割(テキスト・解説を読む)アウトプット7割(問題を解く)を意識します。

1~3周目は理解すること4周目以降は記憶することを重視して問題を解きました。

まず、1問1答で基礎固めをします。
たまたま正解した問題や不正解の問題には✔をつけました。

4週目以降は✔の問題のみ解きました。
✔をなくすことに時間をかけたいからです。

試験1ヶ月前から1問2分以内に解くことを意識して4択を解きました。

このときも、たまたま正解した問題や不正解の問題には✔をつけました。
2週目以降は✔の問題のみ解きました。

試験2週間前から統計の資料を読み始めました。
もし時間配分に不安があったら、模試を1、2回解いても良いかと思います。

ここから科目ごとに説明します。

権利関係

難易度:難しい
目安の勉強時間:200時間以上
目標点:10点

宅建の一番の鬼門です。
テキストが難しいので頭に入らないと思います・・・

大丈夫です。
私も民法を初めて勉強した時は、全然わかりませんでした(笑)

テキストを1読したら、問題に慣れるため過去問を解くことをおすすめします。

問題を解き続けるとテキストの内容を少しずつ理解でき、【問題を解く→テキストと解説を読む】を繰り返すことで理解が深まります。

ただし、民法は条文が1000条以上あり、完璧に理解するのは得策ではないです。

出題傾向を押さえて浅く広く取り組んだほうが良いです。

確実に出題される借地借家法と不動産登記法と区分所有法の過去問のみ完璧に仕上げましょう。

結果は14問中12問正解でした。

法令上の制限

難易度:やや難しい
目安の勉強時間:100時間
目標点:6点

都市計画法や建築基準法といった不動産に関わる法律について出題されます。

民法と比較すると解きやすいですが、用途地域、用途制限など覚えることが多いです。
語呂合わせを駆使して、地道に暗記しましょう。

配点が低く、範囲も広いですが、出題傾向を押さえればしっかり得点できます。

結果は8問中6問正解でした。

税・その他

難易度:やや難しい
目安の勉強時間:25時間
目標点:2点

税法、鑑定評価基準や地価公示は範囲が広く、覚えることが多いです。

あまり深く勉強せず、テキストを1読して過去問を解くだけで大丈夫です。

配点が低く、勉強効率が良くないので、必要最低限の勉強を心掛けましょう。

結果は3問中2問正解でした。

宅建業法

難易度:普通
目安の勉強時間:200時間
目標点:18点

メイン科目です。

3大書面や8種規制と覚えることは多いのですが、過去問を繰り返し解くと、問題の傾向や出題されるポイントがわかります。

また、過去問と似た問題が出題する可能性があります。

配点が最も高く、範囲も限られているので満点を目指すつもりで勉強しましょう。

結果は20問中15問正解でした。

免除科目

難易度:簡単
目安の勉強時間:25時間
目標点:4点

他の科目より解きやすいです。
住宅金融支援機構と景品表示法は、過去問を繰り返し解けば大丈夫です。

統計は、試験2週間前に統計資料をざっと読むだけで得点できます。

土地・建物は、過去問を解くだけで2問中1問は得点できると思います。

配点は低いですが、範囲は限られているので過去問を押さえればしっかり得点できます。

結果は5問中5問正解でした。

おすすめYouTube動画

ほんださん/東大式FPチャンネル

https://www.youtube.com/watch?v=SfeF6p_2N2k&list=PLQQS8fV84KTNVBk6DUA_9cVx9suhY-cWM&index=33&t=4s

FP1級を受験する時に利用しましたが、宅建でも利用させていただきました。
ほんだ先生のおかげで、宅建に一発合格できました。

テキストを読んでもわからない所は、こういった動画で理解を深める方が良いかと思います。

結論

・予備知識ゼロの初学者の場合、完全独学だと約500時間の勉強時間が必要
・アウトプットは過去問10年分で十分

自分の周りは、宅建の名前は聞いたことあるけど、試験内容はわからないといった感じです。

実際に試験を受けた人しかわからない苦労がありますので、それを少しでもわかってもらえたらと思い、記事にしました。

私の記事がこれから宅建に挑戦される方のお役にたてるとうれしいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

「行政書士鶴澤怜也事務所のホームページ」